園について

園概要

教育のねらい

幼児期の知的発達には、めざましいものがあります。
しかし幼稚園の教育は、小学校に向けての単なる準備教育ではありません。
集団生活を通して、健全な体と心のバランスのとれた豊かな人間形成の基礎を養うところです。
 
単なる知識の習得よりも、この時期にしておかなければならないこと、この時期だからできることが他にあります。
それは自分の好きな遊びを思う存分楽しんだり、友だちと共に同じ経験を共有することだと思います。
子どもたちは多くの遊びを通して、友だちとかかわり、その体験(体験から得る実感)の中から、自立性や他者を思いやる心が芽生えます。
教育のねらい
幼稚園名 国立冨士見台幼稚園
運営法人 学校法人 小澤学園
所在地 〒186-0011 東京都国立市谷保7179-1
TEL 042-572-2849
保育時間 7:30~18:30
園について

活動紹介・その他

農園の活動

初めての体験。初めての発見。初めての心地良さ。
六月、梅雨の合間をぬって、家族そろって田植えの体験です。
「田植えなんて、初めて〜!」の声が響く中で、泥んこの田んぼの中に、恐る恐る一歩を踏み入れます。
初めての経験だけれど・・・、初めは、おっかなびっくりだったけれど・・・(終って見ると、何だか不思議!)
泥んこの足の裏から、心地良〜い感触が湧いてくる。
(お父さん、お母さん、おじいちゃんの足の裏からも)何だか、懐かし〜い「泥んこ遊び」の記憶がよみがえって来る。
みんなで植えて、みんなで見守る大切な稲たちだから、稲刈りやお餅つきの日が・・・待ち遠しい!
(田植えの後は、稲の生長を観察したり、鳥たちが稲穂を食べてしまわないように、「案山子(かかし)」を作って守ります。秋には、楽しい稲刈りやお餅つき・・・へと、続きます。)
ジャガ芋掘り
田植え
田植えをする前の幼稚園の畑では、春先に子どもたちの手でジャガ芋の苗を植えています。そのジャガ芋が成長し、食べ頃を迎え、家族みんなでジャガ芋掘りを楽しみながら、収穫のよろこびを体験します。
トウモロコシ狩り(年長児)
近所の農家さんが、丹精込めて育てて下さったトウモロコシの収穫体験をさせて頂きました。とってもおいしいトウモロコシなので、みんな大喜びです!

剣道の練習

剣道を通して、正しい姿勢、反射神経、集中力、
礼儀、謙虚で素直な心、思いやる気持ち、
人間としての基礎、基本を学びます。
年長になると園長先生が自ら力を入れて指導している「剣道」の練習が始まります。
剣道だからと言って、チャンバラごっこのように、竹刀を持って打ち合う遊びをする分けではありません。
ホールに入ってからの礼儀や姿勢、竹刀の持ち方やかまえ、足の運び方など、
剣道の歴史の中で培われた基本的な動作を楽しく指導しています。
「国立冨士見台幼稚園の剣道」
☆剣道の色々な動きや、背筋を伸ばし、相手をしっかり見る剣道の目は、正しい姿勢をつくる要素になっています。
☆注意力を集中させ、心と体の反射神経で素早く判断することが身についてきます。
☆剣道では、勝手なわがままな行動は許されません。
☆「礼儀」とは、おじぎがきちんと出来ると言う意味ではありません。練習相手に対する思いやりや感謝の気持ちから始まって、周囲に対する謙虚で素直な心を学ぶことが出来ます。
☆お友だちに頼らず、自分の精一杯の力と知恵を使って練習する意識を培います。
剣道の練習

体育指導

子どもたちのたくましい成長のために
運動能力や体力の向上は欠かせません。
国立冨士見台幼稚園では、毎日の自由遊びを、とても大切にしています。
体力や運動能力は、毎日の自由遊びの中で、自然に積み重ねられると考えているからですが、
さらに、より系統立てた運動能力や体力の育成のために、体育専門の講師による体育指導にも力を入れています。
体育指導

絵画指導

何をどう描くかを教えるより、
描きたいもの、伝えたいものが、子どもたちの心の中にどのような大きさで
芽生えているか、育っているか…を、大切にしたいと思います。
テーマやモチーフは一人一人の発想によるものです。
大切にしているのは、結果よりも過程。効率の良い直火でなくても、じっくり温度を維持する温煎のような時間です。
自由な発想、自分のペースで絵の具という素材を通じて考え、表現しています。
又、その事が成長の糧になるのだと受け止めています。
絵画指導

新園舎について

どっしりと重厚感があり、安全・安心の園舎
新園舎外観
子どもたちが毎日生活する場所ですから、不意の地震からも子どもたちを守ってくれる、
しっかりとした園舎づくりを心がけました。同時に、「子どもたちが生活する場所」だからと言って、安っぽい装飾を施すのではなく、
子どもたちの豊かな「感性」と「夢」を育む場所にふさわしい、高い機能性とデザインを求めました。
どっしりと重厚感があり、安全・安心の園舎
木の温もりと香り漂う多摩産の杉や檜を
ふんだんに使った室内
コンクリートの冷たい質感の中で過ごすより、木の香りいっぱいの、温もりのある保育室で過ごす子どもたちの、内面の豊かさを大切にしました。
「生き物」である木が持つ、暖かみのある質感や安らぎを感じさせる香り、木目の美しさなどは子どもたちの内面の成長に、大きな影響を与えると考えます。
さらに、保育室や廊下などは、ゆったりとした広さを持たせた、ゆとりある保育空間を実現しました。
木の温もりと香り漂う多摩産の杉や檜をふんだんに使った室内
遊び心をくすぐる、「本読み・遊びコーナー」
子どもたちは薄暗い場所や、ヒミツめいた穴ぐらなどの狭い空間を好みます。
二階へ上がる階段下のちょっとしたスペースを利用した、木造船のキャビンを思わせる「本読みコーナー」。
さらに二階の廊下には、登り棒やアスレチックなど、アイデアいっぱいの「遊びコーナー」が設けられていて、子どもたちの旺盛な遊び心に応えます。
本読みコーナー
▶遊びのコーナー

内観ギャラリー